今年もまた梅雨の季節がやってきました。
木々の緑が雨に濡れ、ひときわ色鮮やかに目に映ります。
写真は、今が見ごろの土岐市にある「織部の里公園」の「花菖蒲」です。
この地方の端午の節句は旧暦(6月5日)でお祝いしていました。
花菖蒲もちょうどそのころ満開に咲きます。
今ではあまり見られませんが、お節句には邪気払いや厄払いで菖蒲の葉とヨモギの葉を家の軒に飾り、お風呂には、菖蒲の葉を入れて頭やお腹に巻いて身体の邪気払いをしました。
お節句にはチマキや柏餅を食べたり、農作業が忙しくなるころは朴の木の葉で「朴葉寿司」や「朴葉餅」を作り、田植えが終わる今の時期は「がんどちの葉」(サルトリイバラ)を使った「麩まんじゅう」を食べたり、自然の恵みを暮らしに取り入れて楽しんできました。
織部の里公園は、国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」を中心とする史跡公園です。茶室や美濃陶祖のお寺「清安寺」などがあります。
今月号のくろちゃんだよりは、梅雨の時期にやっておきたい住まいのお手入れや簡単漬け物をご紹介しました。
季節の変わり目、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください。

織部の里公園
〒509-5142  岐阜県土岐市泉町久尻1246-1
℡:0572-54-2710

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