2025.04.18
桜が散り、若葉がまぶしい季節となりました。
4月は新年度・新入学・新生活と、何かと新しいことが始まる季節。
慣れないことに戸惑うこともあるかと思いますが、新たな出会いや楽しみもきっと見つかっていくことでしょう。
皆さま、それぞれの“新しい春”をどのようにお過ごしでしょうか?
「くろちゃんだより4月号」では、江戸時代のベストセラー料理本『豆腐百珍』をご紹介しました。
こちらの料理本は、当時の人々を魅了しただけでなく、現代の豆腐料理にも大きな影響を与え、日本の食文化の発展に大きく貢献した一冊です。
NHK大河ドラマでは、江戸の出版王・蔦屋重三郎を主人公にした物語が制作されました。
書物を通して、過去の知恵が現代にまで受け継がれていることに、深い感動を覚えます。
次は、このページに貼りましたお祭りの写真、岐阜県中津川市蛭川の「杵振り花馬祭り(きねふりはなうままつり)」をご紹介します。
4月13日(日)に開催された「杵振り花馬祭り」は、中津川市蛭川の安弘見(あびろみ)神社の例大祭に奉納される伝統的なお祭りで、400年以上の歴史を持ち、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています。
杵振りの衣装は赤・青・黄色の三色を使い、それぞれが太陽・雨・穀物を象徴し五穀豊穣を祈ります。
この色鮮やかな笠と衣装を身にまとった若者たちが、杵(きね)を振りながら踊り歩く「杵振り踊り」がこの祭りの大きな特徴です。
稚児、鬼、天狗、おかめ、ひょっとこ、杵振り、お囃子などの行列が、蛭子座から安弘見神社までの約2キロメートルを練り歩きます。
天狗に「ハクショーイ!」と言われながら“柄杓(ひしゃく)”を頭にのせてもらうと、「病気をしない」と言い伝えられています。
祭りのクライマックスでは、神馬や花馬が神社の石段を力強く駆け上がる様子が見どころです。
今年から地元の中学生も全学年で杵振りやお囃子、手踊りなどに参加し、地域全体でお祭りを盛り上げます。
「杵振り花馬祭り」は、伝統的な踊りや馬の力強さ、そして地域の人々の活気が感じられる、見ごたえたっぷりのお祭りです。
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
詳しくは中津川市のホームページをご覧ください。
【中津川市 公式WEBサイト】
https://www.city.nakatsugawa.lg.jp/soshikikarasagasu/hirukawa/kanko/1256.html
カテゴリー:くろちゃん日記
2025.04.18
桜の開花が待ち遠しい季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
そろそろお花見の計画を立てられている方もいらっしゃるかと思います。
今月号のくろちゃんだよりでは、東濃地方の桜の名所の開花予想をご紹介しています。
ぜひご参考にしてください。
3月といえば「ひな祭り」。
今回ご紹介するのは、岐阜県瑞浪市『中山道大湫宿』にある旧森川訓行家住宅、通称「丸森」のおひな様展示です。
「丸森」は江戸末期に建てられた町屋形式の建物で、どこか懐かしく、一歩足を踏み入れると昔にタイムスリップしたような不思議な感覚になります。
観光案内所でもある「丸森」には、ひな祭りの時期、岐阜県郷土工芸品の「瑞浪土人形」、地域から持ち寄られた懐かしいお雛様、さらに、つるし雛や令和2年の豪雨で倒れた大湫宿のシンボル、大杉を使って作られた人形も展示されています。
【「丸森」の企画】
◆おひな様展示:2月3日~4月3日
◆丸森ひな祭り:3月30日(日)
ぜんざいの提供:10:00~15:00(なくなり次第終了)
住所:岐阜県瑞浪市大湫町445-2
電話番号:0572-63-2455
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始(12月29日から翌年1月4日まで)※臨時休館日などはwebにて
詳細:広報「大湫」3月号:https://okute-shuku.jp/archives/9023
「丸森」だけでなく、大湫宿の町並み全体も見どころです。
格子戸のある家々が並び、江戸時代の雰囲気を色濃く残す町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
また、大湫宿のシンボルだった「神明大杉」は倒れてしまいましたが、今もその姿を見ることができ、その大きさに圧倒されます。
さらに、中山道美濃路の最高所の峠である「琵琶峠の石畳」は、当時の面影を残す美しい石畳が復元整備されており、歴史を感じながら散策を楽しめます。
大湫宿についてさらに詳しく知りたい方は、以下のウェブサイトをご覧ください。
【大湫町コミュニティ推進協議会】
https://okute-shuku.jp/okuteshuku
【岐阜県十七宿美濃中山道散策ガイド「大湫宿」】
https://www.nakasendo.gifu.jp/guide/detail.php?p=5
季節の変わり目、体調を崩されませんよう、お元気で春をお楽しみください。
カテゴリー:くろちゃん日記
2025.02.27
厳しい寒さが続いておりますが、このところ日が長くなり春の気配を感じることが多くなりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
2月は久しぶりに雪の日が続きました。
寒い時期ですが、節分やバレンタインデー、日本酒の蔵元で新酒をお披露目する「酒蔵開き」など楽しみなイベントもたくさんあります。
今月号のくろちゃんだよりでは、この時期の暮らしのヒントとなるように、日本の暦二十四節気「雨水(うすい)」を取り上げました。
※二十四節気とは、1年(春分から次の春分まで)を24等分し、およそ15日ごとの節気に分けたものです。
雨水の時期は冬の終わりと春の始まりを告げる時期とされ、冬を越した木の芽も膨らみはじめ、農家では春の種まきや田植えの準備を始める時期です。
人々もまた、新入学や新生活の準備を始め、自然とともに新たなスタートに向けた準備を進めます。
私たちも先人の知恵を活かして季節感のある暮らしを楽しみましょう。
春の訪れが待ち遠しいですね。
あと少し、この寒さを乗り越えましょう!
写真は恵那市山岡町の冬の風物詩「寒天の天日干し」です。
◆冬の風物詩 恵那市山岡町、日本一の寒天づくり
恵那市山岡町では、特産の寒天づくりが最盛期を迎えています。
冬の間、田んぼ一面に、雪ではなく白い寒天のじゅうたんが広がります。
山岡町の冬は日中10℃前後ですが、明け方になると氷点下15℃ぐらいまで冷え込みます。
この寒暖差が大きく、雪の少ない特別な気候が寒天作りに適しているのです。
寒天の生産が始まったのは昭和初期。稲刈りが終わったあとの冬場の農閑期の副業として始まったものでした。
その後、細寒天の生産量は日本一へと成長し、全国シェア8割を誇るようになりました。
山岡細寒天は、天草と水だけで作られる100%天然素材。
数ある寒天の中でも特に品質が高く、高級和菓子の原料として取引されています。
◆明知鉄道 山岡駅かんてんかん
山岡駅に隣接する「かんてんかん」では、細寒天を使用したメニューが楽しめる「寒天カフェレストラン」の他、「売店」や「寒天資料館」も併設されています。
寒天を味わい、学び、そしてお土産も購入できる、寒天づくしの施設です。
【山岡駅かんてんかん】
住所:岐阜県恵那市山岡町田沢3058-4
営業時間:8:30~15:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日の火曜日)
お問合せ:0573-56-3140
山岡駅かんてんかん公式HP:https://www.kantenkan.net
【明知鉄道】
明知鉄道は昭和60年11月16日に国鉄明知線(昭和9年6月24日開業)を引き継いで第三セクター方式の経営形態として発足し、開業した地方鉄道です。
岐阜県恵那市大井町(中央線恵那駅)を起点に、日本大正村で有名になった恵那市明智町に至る東美濃地方の高原地帯を縫って南下する全長25.1kmの路線です。
明智鉄道HP:https://www.aketetsu.co.jp
※山岡町は、里山風景と豊かな自然環境に恵まれ「陶土と農業と寒天」の町です。
カテゴリー:くろちゃん日記
2025.02.10
2025年2月、土岐市下石町に就労継続支援A型作業所「くろちゃんハウス」が新たにオープンしました。
近年、ニュースでも取り上げられているように、全国的にA型事業所の閉所が続いています。
そのような状況の中、「くろちゃんハウス」は障がいをお持ちの方をサポートし、すべての人々がともに参加できる社会の実現を目指していきます。
お一人お一人の個性や能力にあわせた支援を行っています。
「働きたいけど自信がない…」「生活の習慣を変えたい」など、不安やお悩みがある方もお気軽にご相談ください。
ご連絡は下記の電話番号やメールへお願いいたします。
【就業継続支援A型事業所 くろちゃんハウス】
住所:〒509-5202 岐阜県土岐市下石町1936-6
電話番号:0572-57-7227
E-mail:info@ishiguro-labo.com
営業時間:8:00~17:00(施設利用時間は10:00~15:00)
■主な施設作業の内容
ドライフルーツ&ナッツのパッキング業務
■運営会社
株式会社イシグロ・ラボ(石黒商事株式会社グループ企業)
https://ishiguro-labo.com/96chanhouse
■インスタグラム
@96chanhouse_toki
https://www.instagram.com/96chanhouse_toki
カテゴリー:くろちゃん日記
2025.01.21
寒中お見舞い申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年最初のくろちゃんだよりでは、2025年に予定されている出来事や、干支「乙巳(きのとみ)」の意味を取り上げました。ご参考になれば幸いです。
写真は岐阜県瑞浪市で見つけた、今年の干支に関連したものです。
【金蛇入池(きんだりいけ)跡地】
昔、子どもをさらわれた女性がこの池に身投げをして金色の蛇に化身し、村の子供たちを襲う鷲の首に巻きついて退治したという伝説の池の跡地です。
車で10分ほど行くと、小里川ダムや道の駅「おばあちゃん市・山岡」があります。
●金蛇入池跡地
〒509-6361 岐阜県瑞浪市陶町猿爪357-34
【瑞浪の創作箸置き】
岐阜県郷土工芸品に指定されている「瑞浪の創作箸置き」です。どれも可愛らしく、食卓が明るくなる一品です。瑞浪市にある「みずなみ焼」や「美濃焼」などを販売する陶磁器直売所「ちゃわん屋みずなみ」さんで展示販売されています。
●ちゃわん屋みずなみ
〒509-6195 岐阜県瑞浪市上平町5-5-1
電話番号:0572-56-0203
営業時間:10:00~17:30
休業日:毎週水曜日、年末年始
岐阜県の東美濃に位置する瑞浪市は、美濃焼、中山道の宿場、化石などで知られる歴史と文化のまちです。「瑞浪」という名前は、「土岐川の南にある、瑞穂の波打つ豊かな地」という意味で、美しい自然と豊かな景観を象徴しています。
今年も、スタッフが見つけた岐阜県東濃地方の魅力を毎月のくろちゃんだよりでお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!
まだまだ寒い日が続きますので、どうかご自愛ください。
カテゴリー:くろちゃん日記
2024.12.25
今年も残すところあとわずかとなりました。
冬至が過ぎ、一段と寒くなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私たちは、今年最後のイベント「リフォームプラザイシグロ恵那店『まちCAFE恵那』」にたくさんのお客様にご来場いただき、無事に終えることができました。
今年も1年間ご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。
来年も皆様の暮らしにお役に立てる『くろちゃんだより』を制作していきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
写真はリフォームプラザ恵那店のショールームに飾られている、くろちゃんです。
寒くなったので毛糸の帽子とマフラーをスタッフが編んでくれました。
厳しい寒さがまだしばらく続きますが、どうぞご自愛ください。
皆様が健やかに新年を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。
カテゴリー:くろちゃん日記
2024.12.17
2024年12月7日(土)に子育て世代のお客様をお招きして、弊社研修センター「きらめきの森」にて、「きらめきの森のクリスマス会」を開催しました。今年は美濃焼陶祖のお寺「清安寺」にて大きな松ぼっくりをいただいたので、色付けされた小さな松ぼっくりや木の実、星の形をしたアイテムなどを使ってクリスマスツリーづくりを楽しんでいただき、紙芝居を見たりクリスマスの歌を皆で歌いました。
サンタさんとスタッフは、お子様たちの笑顔や楽しんでいる姿を見て、とても幸せな気持ちになりました。そして、その素敵な瞬間こそが、私たちスタッフにとって一番のプレゼントとなりました!
その後、お客様には紅葉が見頃のきらめきの森で散策を楽しんでいただきました。
きらめきの森がある岐阜県土岐市泉町五斗蒔周辺には、美濃焼陶祖のお寺「清安寺」や美濃焼を満喫できる美濃焼最古の連房式登窯「元屋敷陶器窯」(国指定史跡)がある「織部の里公園」や、「美濃陶芸村」、美濃焼商業団地「織部ヒルズ」などの施設もあります。
五斗蒔で採れる粘土「五斗蒔陶土」は、志野や織部などの美濃古陶の焼成に使用されてきました。現在では五斗蒔の陶土層にしか残っておらず、非常に貴重なものとなっています。
1400年の歴史を誇る美濃焼のまちとして、今もなお土岐市には大小200以上の窯元があります。この伝統を未来の世代や、うつわを愛する人たちに伝えたいと思いました。
【参考サイト】
●土岐市観光協会
https://toki-kankou.jp
●土岐市文化振興事業団
http://www.toki-bunka.or.jp
【きらめきの森 研修センター】
●土岐市泉町久尻1447-5
●お問合せ
石黒商事株式会社 本社
0572-55-2153(代表)
カテゴリー:くろちゃん日記
2024.11.26
11月に入り、冬を感じさせるような寒い日が増えてきましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
夏の猛暑を経験した後の急な冷え込みは、一気に冬の到来を感じさせます。
今月号の「くろちゃんだより」では、朝晩の冷え込みに備えて体を温める習慣を意識的に取り入れるための「入浴方法」や「生姜の効果・保存方法」をご紹介しました。
寒さに負けない体をつくり、風邪をひきにくくすることで、冬本番を快適に迎える準備をしていきましょう!
写真は岐阜県多治見市で開催された陶磁器の展覧会「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」の関連企画「美濃のラーメンどんぶり展 The Art of RAMEN Bowl」の様子です。
皆さん、「ラーメンどんぶり」の90%が美濃焼で作られていることをご存知でしたか?
この展示会は、私たちが普段から使っている「ラーメンどんぶり」を「解剖」と題してその魅力を26のテーマに分けて深堀りすることで、長い歴史を持つ美濃焼の高度な技術が、一つ一つの丼にどれほど詰め込まれているのかを知ることができる、とても魅力的な展示会でした。
また、日本全国のご当地ラーメンを支える美濃焼の「ラーメンどんぶり」も多数展示され、見応えたっぷりでした。
普段何気なく使っているラーメンどんぶりですが、ラーメンをより美味しく食べるため、陶器のふる里「美濃焼」の技術がギュッと詰まった、東濃地方自慢の逸品なのです!
カテゴリー:くろちゃん日記
2024.10.21
暑さもようやく落ち着き、過ごしやすい季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
この秋は各地で秋祭りやイベントが開催され、賑わいを見せております。私たちもどこに出かけようかと迷うほど、すてきなイベントが続いております。
今月号のくろちゃんだよりでは、季節の変わり目の健康管理に役立つ旬の食べ物や、服装選びのポイントなどをご紹介しています!
ぜひご一読いただけましたら嬉しいです。
掲載中の写真は、この地方の秋の風物詩である、土岐市無形民俗文化財、妻木町の「八幡神社の流鏑馬奉納」の様子です。
この行事は、江戸時代1623年に妻木城主である妻木家頼が御旅所を造営し、馬一頭を献じたことに由来すると伝えられ、今年で401年続く伝統行事です。
馬に乗っているのは、妻木小学校5・6年生の児童で、江戸時代の衣装を着て坂道を駆け上がる姿は圧巻です。
行楽の秋ですね!元気に、秋の季節やイベントを満喫しましょう!
岐阜県美濃地方の東部に位置する「多治見市・中津川市・瑞浪市・恵那市・土岐市・可児市・御嵩町」の6市1町の観光情報は、東美濃観光ガイドのウェブサイトが参考になります。
ぜひチェックしてみてください!
【東美濃観光ガイド】https://higashiminokanko.com/
カテゴリー:くろちゃん日記
2024.10.18
第18回1万人大感謝祭には、多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。おかげ様で、会場は笑顔にあふれ、大盛況のうちに終了いたしました。
従業員一同、心より御礼申し上げます。
ただ今「感謝祭号外」を作成しておりますが、ひと足お先にお客様の詠まれた「感謝祭川柳」と会場の様子をお伝えします。
カテゴリー:くろちゃん日記